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股関節痛、腰痛、膝の痛みを改善する方法を知りたい

43歳女性 会社員の方からの質問

股関節痛と腰痛に悩んでおり、長時間座っていると左足がしびれてしまいます。

特に飛行機での移動が辛く、最近では膝の痛みも感じるようになりました。

これらの症状が改善する可能性はあるのでしょうか?

回答

座っていることによるシビレがあると、移動が心配になりますね(泣)
さらには膝の痛みも出始めているとの事。
早急に対策が必要と思われます。

『良くなる可能性はありますか?』とのご質問ですが、結論から申しますと

『良くなります❕』

重要なのは【腰痛や股関節痛、膝痛が発生する動きや姿勢】です。

腰痛や股関節痛、膝痛はすべて長時間の座位によって現れるのか?
立っている時や歩行時にも現れるのか?
寝ていても現れるのか?
最もツライ姿勢や動きはどれですか?

これによって症状の原因が異なります。

ざっくり言うと、
①座位で腰痛や股関節痛がつらい場合は腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。

腰椎の正常な前彎(反り)が少すぎてストレート状態の場合です。

②立位で腰痛や股関節がつらい場合は反り腰(前彎が強過ぎる)の可能性があります。

③歩行時に症状が強い場合はお尻の筋肉の機能不全による股関節の不適合の可能性があります。

④膝の痛みに関しては坐骨神経痛による可能性、大腿神経痛の可能性、外側大腿皮神経痛の可能性、筋肉や靱帯・半月板など軟部組織損傷による可能性があります。

これらの検査をすることにより原因を見つけ出すことができれば、結果に応じた施術・リハビリをしていけば良いと思われます。

ここで注意してほしいのが、腰痛を防ぐための腹筋トレーニング。
巷でよく行われる
①膝を立てて上半身を起こす腹筋トレーニング
②寝た状態で足のを持ち上げる腹筋トレーニング
この2つは最悪の場合、腰椎をぶっ壊します。

正確には腰椎すべり症(無分離すべり症)を引き起こします。
疲労骨折も起こり得ます。
若い方だと腰椎分離症を引き起こし、年齢とともにすべり症と進行します。

YouTubeなどで手軽にトレーニングを知ることができる時代になりましたが、それが本当にあなたのお身体の為になるかはわかりません。
あなたには負荷が負荷が軽すぎて意味がない場合もあれば
負荷が強過ぎて症状が悪化するリスクも高いです。
ほとんどのYouTubeのトレーニングは負荷が強過ぎます。
普段からスポーツなどで汗を流している方ならともかく、運動不足で痛みが出てきたから何とかしようと考えている方には特に強過ぎます。

トレーニングやストレッチの重要なポイントはガムシャラにやるのではなく、
今の自分の身体・筋力に合った負荷の強さで、自分の身体・筋力に合った回数をコツコツ行なう】事が重要だと考えています。

正しいフォームで続けることです。

安全で効果的なトレーニングを知りたい場合は当院までお問い合わせくださいね。

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