脊柱菅狭窄症
脊柱菅狭窄症の方へ
1.脊柱菅狭窄症とは?症状は?
1つの背骨には椎孔という穴があります。
ドーナツの穴をイメージしてください。
ドーナツを重ねると穴も重なり、上下に伸びるトンネルのようになります。
このトンネルが脊柱管です。
ここに脊髄(第2腰椎以下では馬尾神経)が通っています。
このトンネルが狭くなることによって脊髄や馬尾神経を圧迫してして痛みやしびれなどが生じるのが脊柱菅狭窄症と言われています。
代表症状としては 🅰腰痛 🅱坐骨神経痛 だと思われます。
トンネルが狭くなる原因としては
①腰椎椎間板ヘルニア(中心性)
②黄色靱帯の肥厚、骨化
③腰椎すべり症
④腰椎の変形、骨棘形成
などと言われています。
★実際には🅰や🅱などの症状が無くても、検査すると①〜④の所見が見られる事もあります。
中年になるとある程度の①〜④は誰でも見られるのではないでしょうか。
という事は、中年以降の方が皆、脊柱菅狭窄症でしょうか?
そんな事はありません❕
★★つまり、🅰🅱の症状が出ている方で脊柱菅狭窄症と診断されていても、実際には①〜④以外の別の重要な原因で症状が出ている方が多いという事実です❕
この場合、神経根ブロックや硬膜外ブロックが効かない方がほとんどです。
別の重要な原因については3.にて。
2.一般的な治療院の脊柱菅狭窄症は?
他院から来られた患者様のお話からすると、痛みやしびれのある部位や固くなった筋肉に、電気やマッサージ、ストレッチでほぐす事をメインに施術されているのではないでしょうか?
その時は気持ちがいいのですがすぐに戻ってしまうそうです。
当然です。
根本的な処置は何一つしておられないので。
3.当院の脊柱菅狭窄症に対する考え方
当院では脊柱菅狭窄症の症状である 🅰腰痛 🅱坐骨神経痛 をもう少し詳しく分析します。
実は脊柱菅狭窄症ではない方も多いので❕
【どの動作、姿勢がツラいのか】
①寝返りや立ち座りの瞬間が痛いのか。
②立っていたら痛いのか、座っていたら痛いのか。歩くと痛いのか。
③(歩くと痛い場合) 1歩目から痛いのか、5分ほど歩くとだんだん痛くなるのか。
④(歩くとだんだん痛くなる場合) どの姿勢で休むと楽になるのか。
これらをお伺いするだけで、脊柱菅狭窄症と言われたあなたの症状が本当に狭窄症なのか、実は別の原因なのかがかなりハッキリします。
別の原因とは
●関節のエラー、歪み
●筋肉の過緊張
●筋肉の弱り
●血流障害
●動脈硬化
要は診断名よりも、痛みの出る姿勢・動きが重要になります。
特に脊柱菅狭窄症と診断されたが主訴が
①寝返りや立ち座りでの腰痛の場合、1度の施術で痛みがかなり消失する方も多々おられます。
インナーマッスルが弱っているのが原因なのにロキソニンなどの鎮痛薬を飲んでも貼っても効果はないでしょう。
筋肉が固くなって坐骨神経を締め付けているのが原因なのに硬膜外ブロックしても効果はないでしょう。
4.当院の腰椎分離症に対するアプローチは?
当院でも筋肉を柔らかくする手技は行ないますが、それよりも重要なのは神経へのアプローチです。
当院では【AKS療法®】という理論・手技法を用います。
まずは脳や神経が間違った身体の使い方、姿勢を覚えていることによって症状が頑固になっています。
言い換えるとお身体の設計図が間違ってしまっているのです。
正しい設計図に書き換えてから、筋肉にアプローチしなければ意味がありません。
•頭蓋骨•背骨•骨盤•ろっ骨•足首などの関節の歪みをリセットすることによって設計図をリセットし、各関節の正しい感覚情報が脳に伝わるようにします。
設計図が狂ってしまう原因は ●クセ ●同じ姿勢の維持 がかなり大きいと思われます。
脚を組むクセ、お仕事で立ちっぱなしや座りっぱなし、パソコンやスマホを見っぱなしなどなどなど… 関節(設計図)のリセットが終わってから、次に筋肉へのアプローチです。
弱っている筋肉には刺激を、働き過ぎ頑張り過ぎている筋肉には癒着剥がし(筋膜リリース)やストレッチを行ないます。
場合によっては神経リリースも行ないます。
そして、最も重要なのが正しい姿勢や歩き方の練習です。
関節と筋肉へのアプローチで症状はかなり軽減される方が多いですが、再発させたくない場合はやはり歩き方、立ち方、座り方の姿勢トレーニングは必須です。
5.脊柱菅狭窄症でお悩みの方へメッセージ
当院では診断名に惑わされず、あなた様の症状をしっかり分析し、本当の原因を見つけ出し、そこにアプローチをするすることによって痛みから解放してもらうために日々研究しています。
●脊柱菅狭窄症と診断された方
●腰痛や坐骨神経痛で長年お悩みの方
●手術をなるべくしたくない方
●神経根ブロックや硬膜外ブロック注射が効果ない方
1度ご連絡ください。
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