胸郭出口症候群
回答
1.胸郭出口症候群とは?
首や鎖骨周辺のトラブルによって首から腕へ向かう神経や血管が圧迫される。
そのため腕の痛みやシビレなどが生じる状態の総称です。
原因となるトラブルとは首周りの筋肉の緊張による神経圧迫、もしくは鎖骨による圧迫が考えられています。
①斜角筋による圧迫
②小胸筋による圧迫
③鎖骨と第1肋骨による圧迫
※③に関しては、神経を圧迫するほど狭くならないのではないかという研究者もおられる。
2.胸郭出口症候群でどのような悩みの方が多いか?
腕の神経と血管が圧迫されるため腕のシビレや痛み・冷感ですが、そもそも胸郭出口症候群を発症する方は肩甲骨と頭の位置が悪い方がほとんどのため、
●肩こり・首凝り
●緊張型頭痛
●巻き肩・猫背などの姿勢不良
●あごのトラブル
などはほとんどの方に見られます。
3.一般的な治療院の胸郭出口症候群のアプローチは?
おそらく首肩周りの固くなった筋肉を揉んだりストレッチして柔らかくしようとするのが一般的だと思います。
【重要ポイント】
そもそも首肩の筋肉が異常に固くなる理由を考えたことはありますか?
筋肉だって好きでカチカチになっている訳ではありません。
悲しい理由があるんです。
それは、
『固くなれという間違った命令が脳から送られてくるので、命令通りに固くなっているだけ』
『頭や肩甲骨を正しい位置に保つ主役のはずの筋肉が働かないため、仕方なく斜角筋や小胸筋を固くしている』
⇨つまり、本来のスタメンの選手がいるにも関わらずサボっているため、控えの選手に頼らざるを得ない状態ということ❕
4.当院の胸郭出口症候群に対するアプローチは?
①まずは神経・関節のリセット
当院では【AKS療法®】の理論に従い、まずは関節にある神経センサーの異常興奮をリセットします。
これにより脳からの「必要以上に固くなれ❕頑張れ❕」という間違った命令を落ち着かせることができます。
②神経のリセット後に筋肉へのアプローチ
その場しのぎのほぐしではなく、AKS療法®独自の筋膜リリースを施します。
柔らかいだけでは筋肉の役割は不充分❕
さらに、【JTA フラッシュリプロ療法®】によるインナーマッスルトレーニングによって頭や肩甲骨をキープするための筋肉を強化します。
ご希望の方には自分でも出来るセルフケアトレーニングの指導もさせてもらいます!
5.胸郭出口症候群でお悩みの方へメッセージ
斜角筋や小胸筋が過緊張を起こすのは、あるインナーマッスルが弱るから、そこをかばうために起こる副作用なんです。
その筋肉がちゃんと働けば斜角筋も小胸筋も過緊張になる必要が無いんです。
真犯人は小胸筋や斜角筋の固さではなく、インナーマッスルのサボりなんです❕
マッサージなどで一時的に気持ちよくはなるけれど、楽にはなるけれど、痛みや痺れがすぐに戻ってしまう方。
その場しのぎでなく、当院の施術の軸である【AKS療法®】&【JTA療法®】によって根本からお身体を変えるお手伝いをさせてもらいます。
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