テニス肘(外側上顆炎)
テニス肘(外側上顆炎)
回答
肘の外側の骨の出っ張りが痛む方がおられます。
テニスのやり過ぎ(正確にはバックハンドでのショット)によって手首を反らす筋肉の使い過ぎによる肘の外側上顆の炎症です。
テニス以外でも痛めることは多々あります。
要は使い方と使い過ぎです。
【一般的な施術】
肘から手首にかけての筋肉のマッサージやストレッチが一般的な施術だと思われます。
あとはテニス肘用のサポーター、テーピングを巻くなど。
多少は軽減するかもしれませんが、いづれも対症療法であり後手後手の施術です。
根本的な解決は一切されていません。
【当院のAKS療法®によるアプローチ】
では根本的な原因とは何でしょうか?
①《まずは神経》 そもそも筋肉は脳から「固くなれ」という命令を神経線維が筋肉に伝えることによって筋肉が固くなり、関節が動きます。
筋肉が固くなる原因の1つは神経線維のセンサーが過敏になり、筋肉への命令を必要以上に水増しして伝達しているのです。
神経のセンサーは骨盤や鎖骨、手首などの関節に豊富なので、そこををリセットして脳からの命令を正しく筋肉に伝えるようにします。
お身体の設計図を正しく書き換えるとお考え下さい。
②設計図である関節をリセットしたら、次に筋肉です。
上記の手首や前腕の筋肉にもアプローチしますが、実はとても重要なのは上腕部、特に力こぶ💪の裏側の「上腕三頭筋」です。
《筋肉は柔らかいだけではダメ。縮んでナンボ❕固くならなきゃ筋肉としての機能は無いも同然》
ストレッチも良いですが、柔らかくして終了では安定性が悪くなります。
この上腕三頭筋をただほぐすのではなく、しっかり収縮して働くようにトレーニングすることが重要です。
これにより肘の関節が安定してグラグラしなくなります。
腕や手に必要以上に力を入れる必要がなくなり、余裕が生まれます。
更にはラケットを正しく握れるようになると肘への負担は更に少なくなります。
ちゃんと握れないから肘に過剰に負担を掛けていることも多いです。
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