35歳女性 自営業の方からの質問
慢性的な腰痛ではあるものの、湿布を貼れば痛みは治ります。
でもほぼ毎日貼っているような状態なので、根本的に痛みを取りたいです。
レントゲンなどの異常も見られないようですが、どのような処置をしてもらうのが一番よいでしょうか
回答
この度はご質問ありがとうございます。
このようなお悩みの方は多くおられます。
腰に限らず首・膝など、レントゲンでは異常がないのに慢性的に痛むというもの。
そもそも、異常がないのに痛みがあるのはなぜでしょうか?
異常があるから痛いのではないでしょうか?
そうなんです。
異常があるんです。
重要なのは『レントゲンには写らないものに異常があり、それが痛みの原因』という事です。
レントゲンは骨折などの骨自体の異常、あるいは骨と骨の隙間が狭くなったりズレたりした場合に画像に写ります。
つまり、筋肉や靭帯・腱の異常はレントゲンでは見つけにくいのです。
今回の場合も同じことが考えられます。
✅慢性腰痛の原因は骨ではなくて筋肉や靭帯が原因だと思われます。
ここでさらに重要なのが、筋肉が固い(強すぎる)からなのか弱いからなのかということ。
固すぎるならマッサージやストレッチが有効ですが、弱ってる筋肉が原因なら柔らかくしても不十分です。
鍛えなければなりません。
逆に頑張り過ぎて固くなっている筋肉にさらにトレーニングをさせるのは逆効果となります。
相談者様の腰回りの筋肉が頑張り過ぎて固いのか、サボっていて弱くなっているのかが鑑別のポイントとなります。
もう少し掘り下げると、
✅腰回りが頑張り過ぎて固い場合、どこか腰以外の別の部位の弱り、サボりをかばうために腰が固くなっている場合も多いです。
腰が痛くても犯人は腰ではないパターンです。
足首や手首などが真犯人のパターンです。
これ、臨床ではメチャクチャ多いです❕
腰だけでなく首や膝の痛みでも同じことが言えます。
ご自身では鑑別は難しいと思うので、1度ご来店頂ければと思います。
ご自身でやるべきこと、気をつけるべきことをお教えさせて頂ければと思います。
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