50歳会社員 男性
数年前から体力づくりとダイエットを目的に週3回ペースで筋トレを続けてきました。
そのおかげで体も引き締まりましたが、ここ1年ほどはしつこい筋肉痛や肩・首のこりに悩まされています。
特に右肩甲骨から肋骨周辺にズキッとした痛みが走ることがあり、首を後ろに倒すと必ずその部分が痛み、不快感が残ります。
もともと猫背が強く、筋トレで無理に姿勢を整えてきた影響もあるのかと思いますが、トレーニングをやめて体型が戻るのは避けたい気持ちがあります。
凝りや炎症をケアしながら、今のトレーニングを続ける方法はあるのでしょうか?
ストレッチ
筋トレ後の負荷による張りや痛みを和らげる、効果的なストレッチ方法があれば教えてください。
回答
ご質問ありがとうございます。
体力増進とダイエットという目標を自ら掲げ、それを貫くのはとても素晴らしい事です。
しかしここ1年くらいから痛みを感じているが筋トレは止めたくないとの事。
結論から申しますと
『筋トレは続けてもいいです。ただしインナーマッスルもちゃんと鍛えましょう!』
おそらくですが、今頑張っている筋トレはダンベルや筋トレ機器を用いたアウターマッスルトレーニングだと思います。
肩首周りで言うと僧帽筋上部線維や三角筋、大胸筋や上腕二頭筋など。大きい筋肉や長い筋肉(二関節筋)です。
これらの特徴はパワー重視、関節を大きく動かすための筋肉です。
あとは1度固くなっちゃうとなかなか戻りにくい斜角筋や肩甲挙筋、小胸筋にも過度の負荷をかけている危険があります。
これらは関節を正しい位置に固定したり安定させるには不向きな筋肉です。
相談者様に今必要なのは肩甲骨や頭部を大きく動かすための筋肉ではなく、正しい位置に安定固定させるためのインナーマッスルの強化です。
前鋸筋や棘上筋、僧帽筋下部線維や肩甲下筋です。
ダンベルよりはゴムチューブ、重力や自重を利用したトレーニングです。
まずはインナーマッスルを刺激して関節の固定力・安定力を高めましょう。
それからアウターマッスルを鍛える方が怪我の予防になります。
当院の施術プランでは、
①まずは過度のトレーニングで固くなり過ぎた筋肉の過緊張をAKS療法の筋細胞リリース(MCR)によって取り除きます。
②柔らかくなった筋肉に対して正しい収縮のスイッチを再起動するため、AKS療法の神経-筋ファシリテーション(NMF)という手技を行ないます。
③下地ができたらJTA療法による関節トレーニングを行ないます。
可能であれば1度お身体のチェックとトレーニングのチェックをさせて頂ければと思います。
相談者様のクセを見抜いて、適切なアドバイスをさせて頂きたいと思います。
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